
MANABU KISHIMOTO
現代美術家
1990年 大阪南河内郡生まれ、東京都在住
立教大学 現代心理学部 映像身体学科 卒業
MANABU KISHIMOTOは何層にも重ねた絵の具を削ることでカテゴライズへの問いかけと人間の本質を描いている。
人種、ジェンダー、国籍、外見は人間を構成する要素の一つであるが、それは部分的なものでしかない。
2000年以降のSNSを取り巻く社会は人間をカテゴライズし簡略化することで理解の効率化を図ってきた。
しかし、人間というものは偶発性とカテゴライズできないグラデーションの上に成り立っている。
彼の作品は漆塗りの「研ぎ出し」という技法を用い制作される。
何層にも塗り重ねたアクリル絵具を水研ぎすることによって表面の絵の具が削り取られ、下から幾層にも色彩が重なりあった表情が浮かび上がってくる。
塗り重ねた絵具を削り、取り去っていく行為を通して彼はカテゴライズを削りとり、人間の奥底に秘められた本質を探究している。
【個展】
2021 八千代展 / 鮨處八千代四谷総本店 / 東京
2020 ニュー・ノーマル / JOINT HARAJUKU / 東京
【主なグループ展】
2023 世界は色と輪郭でできている/ MASATAKA CONTEMPORARY / 東京
2022 May Flowers ~ Flower展 2022 ~ /between the arts gallery / 東京
2022 GINZA ART FEST “Artist! Artist! Artist! “ Matsuya Contemporary Art Selection / 松屋銀座 / 東京
2022 EYES Portrait show by Emerging Artists / MEDEL GALLERY SHU▶︎
2021 100人10 / Shinwa Auction ▶︎
2021 GRADATION / 渋谷PARCO ComMunE
2021 artworks fukuoka / Whask / 福岡▶︎
2020 100人10 / 日本橋ログズビル / 東京▶︎
2019 出会ってもう展 / 陽なた家 / 福岡